氷河期の暮らしかた

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Fusion360を3D歴20年のベテランが要点だけ紹介【無料】



こんにちは、氷河期の住人だよ。

もうCADっていったら3Dが基本になってるよね。

3DCADなんて、ソフトが最低でも100万円くらいするものだったのですが、いまや無料で使えるものがたくさんあります。

そんな無料のCADのなかで一番ポピュラーなFusion360を始めてみました。

結論から言うと、

・・・無料なのにだいたいの機能は使えますね!すごい!!

ということです。

※この記事は普段から3DCADを触ってる人に説明する体で書きますので、3DCAD経験者の方はすんなり理解していただけるかと思います。

Fusion360とは?

2DCADの覇者、Autodesk社の3DCADです。 Autodesk社といえばAutocad。2D版のAutocadLTは2DCADの金字塔で、私も10年近く使っていた名作です。

設計されている方の大半はDWG、DXF形式ってご存知ですよね。Autocadファイルの拡張子が、そのまま業界標準になっています。つまりデファクトスタンダードというやつです。

[blogcard url="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%87%E3%82%B9%E3%82%AF"]

InventorとFusion360の違いは?

Autodeskの3DはInventorもありますが、簡単に分けると

Inventorは仕事で本気で使う用Fusion360は安価で3Dプリンタなどのデータを作る用です。

なのでInventorは図面や大規模アセンブリといったところが長けているようですし、Fusion360はCAMなどのものづくりに直結した出力をするための機能に長けてるようです。

Fusion360と他のCADとの違いは?(使い方)

最大の違いは何?

最大の違いは、ファイル構成です。部品もアセンブリも図面も全部同じ拡張子、というより一つのファイルです。他のCADはだいたい分かれているので、ここで「?」ってなります。

全部同じ拡張子のせいで、部品とアセンブリの境界が非常にわかりにくいのです。

部品とアセンブリの違いは何?

ここで実例です。先日書いたイケールですが、これは部品です。溶接構造をイメージして書いたので、ボディが3つある構成ですね。

これをアセンブリ化します。ボディをコンポーネント(=部品)化します。

これでアセンブリになりました。よく見るとツリーの一番上、「イケールv1」のアイコンが変わっています。

・・・うーん、わかりにくい。

ちなみにボディとコンポーネントが混在すると、いよいよワケが分からなくなります。なので「作成→新規コンポーネント」でコンポーネントをしっかり分けて作っていきましょう。

ツリーに履歴がない

履歴型の3DCADに慣れてる人が戸惑うのが、左のツリーに履歴がないことです。

Creo(Pro/Engneer)やSolidWorksに慣れてる人は「えっ履歴は?」と思ってしまいます。

でも安心してください!

下に履歴がありますよ!

[word_balloon id="3" position="R" size="M" balloon="talk" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true"]なぜ分けたんだ・・・[/word_balloon]

ややこしいけど、ちゃんと履歴型CADだね。もちろんロールバック(履歴を戻す)のも可能です。

保存はクラウド

CADって作業PCかサーバーに保存するイメージがありますが、Autodeskのクラウドに保存できます。そのデータをチームで使えるってのが、今どきですね。

Fusion360は無料でどこまで使えるの?

かなり色々使えると言って良さそうです。

断面作成

ごく普通の機能でいうと、断面を切ったりできます。これがないと、アセンブリはキツいですよね。

応力解析

無料なのに応力解析ができるんですね!熱解析や周波数解析もあるので、これなら普通に設計できそうです。

レンダリング

背景や素材の模様を貼り付けて、オシャレに演出できます。

屋外で石でできたイケールが空を飛んでるイメージです。

[word_balloon id="3" position="R" size="M" balloon="talk" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true"]意味がわからないね・・・[/word_balloon]

図面作成

CADはこれがないと始まりませんよね。一応新JIS対応・・・ギリギリできてます。

個人的にはもっとAutocadっぽさが欲しかったかな・・

Fusion360は機械系CADとして使えるか?

ここまで見て頂いた通り、だいたいのことはできます。

もう少しカスタマイズしないと仕事で使うには厳しいので、これを仕事用CADにするにはちょっと厳しいかとは思いますが、ちょっとしたものを設計するくらいなら、これで十分です!

Fusion360は、どうやって身につけたらいい?

しかしまあ、こんなCADが無料で使える時代が来たんですね。慣れたら操作も簡単ですので、これを機にインストールしてみてはいかがですか?

無償体験版はこちらからダウンロードできます。

[blogcard url="https://www.autodesk.co.jp/products/fusion-360/overview"]

[word_balloon id="3" position="R" size="M" balloon="talk" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true"]操作を習いたいんだけど・・・[/word_balloon]

そういう時は「Fusion360 (地名)」で検索すると、教えてくれるところが見つかりますよ。1万円以内の講習で、他のCAD経験者なら十分操作できるようになります。

私も半日くらいの講習受けて、もう普通にだいたいのことはできるようになりました。

もし近くに学ぶところがない時は、これがオススメです。第2版で現在のアイコンに対応していますので、これが一番わかりやすいです。

おわりに

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

無料でここまで使えるのは感激です。以前2DCADでAutocadのまんまコピーだった「Draftsight」というのが無料でしたが(今は有料)、それを超えるお得感です。

3DCADのとっかかりにはちょうどいいと思いますので、もし3DCADを扱ったことがない人も、これで練習してもいいと思います。

リーズナブルにスキルを磨きましょう!


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